【コーヒー】が血圧を下げる

コーヒーは最近の研究で血圧を下げる作用の方が大きいことが分かりました。海外のデータですが、コーヒーを1日3杯から4杯飲む人の方が全くコーヒーを飲まない人よりも血圧が低いことが人で判明しました。 コーヒーが含むカフェインには神経興奮作用と利尿作用、脂肪燃焼作用があります。神経興奮作用は血圧を上げる方向に働くので、かつては高血圧の人はコーヒーを避けた方がいいという意見の方が多数を占めましたが、総合的にみてコーヒーは血圧を下げる報告に働くというのが定説となりました。 高血圧を予防する食材としてコーヒーを飲むときにはブラックで、あるいは少量のミルクをいれて飲んでください。砂糖と大量のミルクは糖尿病と肥満になる可能性が高くなるので、お勧めできません。

コーヒーの血圧降下作用を見つけた最大の試験

 フランスの試験は対象人数がもっとも大きいものでした。期間は2001年から2011年の10年間。対象となった人は16歳から95歳の17万6147人の男女。試験方法は血圧の測定とコーヒー(あるいは紅茶、ハープティ、緑茶)の摂取量を記録することです。 この人たちを、全く飲まない、1日1から4杯飲む、4杯以上飲む、の3群に分けて血圧を調べました。血圧が一番高かったのは全く飲まない人群で、低かったのは4杯以上飲む人でした。 この結果はコーヒーや他の紅茶、ハープティ、緑茶の区別はしていません。 コーヒーだけに限った試験ではアメリカにおいて3万人規模で12年間女性の高血圧症とコーヒーの摂取を調べたものがあります。このケースでもコーヒーの血圧を下げる効果が明らかになりました。 その他色々な試験がありますが、コーヒーの血圧を下げるという効果はほとんどの試験で明らかとなっています。量に関してはどれぐらいがいいかについては検討中といったところです。

なぜコーヒーが血圧を下げるのか

 コーヒーの主成分はカフェインです。カフェインには血圧を下げる方向に働く利尿作用と血圧を上げる方向に働く興奮作用があります。結果としては利尿作用の方が勝るので、血圧を下げるという説が有力です。その他、脂肪燃焼効果が合併症の可能性を減らしている、心臓機能を上げて血圧を下げているという説やカフェイン以外のフラボノイドが血管を広げて血圧を下げるのに役立っているという説もあります。

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