【牛乳】が血圧を下げる

牛乳は成長期に欠かせない食材として有名ですが、血圧を下げる効果もあります。これは牛乳の「カルシウム」と「乳タンパクペプチド」が血圧を下げる作用を持っているからです。牛乳はバターやチーズの原料になることから分かるように、脂肪分を含んでいます。ですから、取り過ぎには注意する必要があります。日本の牛乳は熱を加えて、殺菌してから市場に出回りますが、「カルシウム」や「乳タンパクペプチド」は熱に強い成分ですので、血圧を下げる効果は変わりません。

牛乳が血圧を下げる理由

 体の中で、カルシウムの保管庫として働いているのは骨です。カルシウムが不足すると骨からカルシウムが溶け出して、カルシウムを補給します。しかし、骨から溶け出したカルシウムの一部を血管が取り込みます。カルシウムを取り込んだ血管は収縮し、血圧が上昇します。従って、カルシウム不足を牛乳で予防することが、血圧の上昇を予防することになります。カルシウムの補給には煮干しやチーズが思い浮かべます。しかし、煮干しには塩分が多く、チーズにも塩分や脂肪を含んでいるので、毎日取ることはあまりお勧めできません。牛乳のカルシウムには脂肪の燃焼・分解を高める作用があります。肥満気味の人が高血圧になるのを予防する効果があります。牛乳には牛乳のタンパクが分解したペプチドを含んでいます。このペプチドには血管を拡張し、血圧を下げる効果があります。
 牛乳の効果は運動療法と併用すると高くなることが人で明らかになっています。これは脂肪燃焼効果が運動療法の効果を最大化しているからです。

牛乳が苦手な人

 日本人には牛乳の乳糖によってお腹がごろごろする人がいます。乳糖不耐症と呼びます。まれに、乳糖を分解する酵素が遺伝的に欠損している人がいますが、それ以外の場合には乳糖を分解する乳酸菌をヨーグルトなどで補給する方法や、乳糖分解酵素(ラクターゼ製剤)を服用することによって改善することがあります。毎日牛乳を飲んでいると乳糖分解酵素が体の中で増えて、乳糖不耐症を改善する場合もあります。
 そこまでする気はないという人には、牛乳を使った料理を取るという方法もあります。牛乳の血圧を下げる成分は熱に強いので、加熱して乳糖を先に分解してしまうという方法です。

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