高血圧にいい成分【カルシウム

人の体に最も多く存在するミネラルです。骨や歯を形作っています。血液中や細胞内にカルシウムイオンとして存在します。血液が固まることを促進して出血を予防します。心筋に働いて収縮作用を強めます。その他の筋肉では興奮を抑える方向に働きます。

カルシウムの分布

体重の1%がカルシウムです。50kgの人では体の中に500gのカルシウムがあります。99%は歯と骨に存在しています。残り1%が血液やリンパ液、細胞内に存在し様々な作用を示します。

カルシウムの働き

カルシウムはマグネシウムとともに骨と歯を形作っています。血中カルシウム濃度と甲状腺ホルモンの働きにより骨は常にカルシウムの吸収と放出を行っています。成長期には吸収が上回り、骨量が増加することで骨が成長します。カルシウムは骨の成長に重要な働きを示しますが、過剰に存在すると軟部組織にカルシウムの吸収が起こり石灰化します。また、尿路結石の原因ともなります。

カルシウムイオンは心筋の収縮に重要な役割を果たしていますが、骨の場合と同様に過剰に働くと血圧を上げます。同様に血液を固まりやすくするので、コレステロールとともに血液がドロドロになる原因のひとつになります。

カルシウムの必要量

「日本人の食事摂取基準(2010)」では成人の必要量は700から800 mg /日前後となっています。カルシウムはビタミンDの有無によって吸収量が大きく違ってくるので、ビタミンDも同時に取ることが必要です。


カルシウムの過不足
カルシウムを大量に取ると軟部組織の石灰化や尿路結石の原因となります。しかし、カルシウムの吸収はビタミンDの量によって大きく異なり、また、骨におけるカルシウムの吸収と放出の影響が大きいことから、厚生労働省は食事やサプリメントでのカルシウム摂取量の上限値を定めていません。

カルシウム摂取量と血圧
カルシウムの摂取と血圧を検討した疫学的な研究ではカルシウムの摂取量が増えると、血圧は低くなっていることが明らかになっています。しかし、カルシウムを追加で摂取させた試験はいくつも行われていますが、必ずしも、血圧は低下しませんでした。

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