高血圧にいい成分【カリウム

人体に必要なミネラルの一種です。細胞の内側と外側の水やミネラルの移動の調節をします。 必要な量のカリウムが細胞の中にあると、ナトリウムを細胞外に排出します。正常な状態であれば、カリウムが細胞内から追い出したナトリウムは、腎臓が尿に排泄します。カリウムが不足するとナトリウムの排泄が低下するので、血圧が上がることになります。不足分のカリウムは食事等で補給することができます。

カリウムの働き

カリウムは、細胞内と細胞外の水とミネラルの移動を調節しています。この移動に働く力を浸透圧と言います。カリウムは浸透圧を一定に保つ働きをしています。

神経の興奮や筋肉の収縮にもカリウムは役割を持っています。食塩を摂取してナトリウムが増えたときには、余分なナトリウムが細胞に入り込まないようにし、腎臓を通してナトリウムを尿に排泄する働きがあります。

 

カリウムの必要量

「日本人の食事摂取基準(2010)」では食事からカリウムを取る目安量を男性2,500 mg/日、女性2,000 mg/日としています。アメリカでは高血圧を予防するためには、3,500mg/日のカリウムの摂取が推奨していることから、日本でもこの値を推奨値にし、目標値として男女ともに3,000mg/日のカリウム摂取量を定めています。

2015年からの変更ではカリウムの数値がアメリカのものから2012年にWHOの示した3,510mg/日に基準となる数値をおいています。目標値は、男性が3,000mg/日、女性は2,600mg/日と変更になる予定です。

カリウムの不足と過多

血中のカリウムが不足すると血圧が上がりやすくなるだけでなく、脱力感、食欲不振、筋無力症、精神障がい、不整脈などの症状が起こる可能性があります。 最近疲れがたまって、食欲がないと言うときにカリウムが豊富な食事を取ると、疲れが消える場合があります。 過剰にカリウムを摂取しても腎臓がカリウムを尿に排泄するので、問題はありません。慢性腎不全や腎硬化症等で、腎機能が落ちている場合には高カリウム血症を合併する可能性があります。高カリウム血症は、死に至る不整脈を引き起こす可能性があります。腎機能が落ちているときに、サプリメントの形でカリウムを取ることは止めなければなりません。

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