飲酒(アルコール)と高血圧の関係とは?

アルコールは1回飲むと数時間血圧は下がります。しかし、長期間になると血圧は上がるようになります。その他の食事や運動などの影響を受けるので、アルコールだけの影響というのは実は分かりません。事実としては全くアルコールを飲まない人よりも少し飲む人の方が高血圧になる可能性は少ないことは分かっています。しかし、大酒飲みは高血圧になる可能性は飲まない人よりも格段に高くなっています。

高血圧患者の飲酒

お医者さんが高血圧症と診断した場合、お酒を大量に飲んでいる人は飲む量を8割減らすと、12週間で血圧が下がるという報告があります。
高血圧の患者さんで心血管病になる可能性は少量飲む人の方が飲まない人のより低くなることが分かっています。そのため、高血圧ガイドラインでは節酒を勧めています。飲む量としては日本酒で1合、ビール中瓶で1本、焼酎で半合弱、ウイスキー・ブランデーでダブル1杯、ワインで2杯弱を推奨しています。

今までお酒を飲まなかった人がお酒を飲むことを勧めているわけではありません。また、先天的にアルコールを分解できない人にとってはアルコールは毒ですので、その当たりは気をつけてください。

 

赤ワインの効果

フランス人はアメリカ人に比べて心血管系の病気が少ないとの報告があります。フランス人の方がアメリカ人よりも脂肪や糖質の摂取量が多いので、フランス人の食生活に注目が集まりました。

研究の結果、赤ワインのポリフェノールを長期間摂取していることが心血管系の病気の予防に繋がっているという結論になりました。赤ワインのアルコールに関しては関係がないことが分かりました。

 

アルコールと日本人

日本人はヨーロッパ人に比べて、肝臓のアルコール分解酵素の活性が少ないとの報告があります。そのため、アルコール中毒患者の割合は欧米に比べて少なくなっています。これはアルコールによる幸福感は大量にアルコールを飲むことによって生じる精神病の一種だからという説が有力です。日本人は幸福感を味わえる前にアルコールの血中濃度が高くなってしまい、それ以上は飲めなくなってしまうと言うことです。

 

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