メタボが血圧を上昇させる仕組み

  メタボとはメタボリックシンドロームの略です。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪と呼ぶおなかの中に脂肪がたまったときに色々な症状が出てきた状態です。

メタボ健診はメタボリックシンドロームの危険信号を見つけるために行います

  特定健康診査のことをメタボ健診とも呼びます。 メタボリックシンドロームになると、高血圧や糖尿病などの食生活を始めとする生活習慣から発病する、生活習慣病の症状が出てきます。 生活習慣病になると癌、心疾患、脳血管疾患で亡くなる可能性がとても高くなるので、厚生労働省は生活習慣病を減らすためにメタボ診断を始めました。 メタボリックシンドローム予備群やメタボリックシンドロームの人たちに生活習慣の改善に向けたサポートも行っています。

メタボ健診で生活サポートの対象となる条件

  血液には栄養を臓器中の細胞に運搬し、細胞から老廃物を受け取り排泄器官に運び排出します。栄養には糖質、蛋白質、脂肪の3つに大きく分けることができます。 栄養は必要ですが、過剰に摂取すると、本来は水に溶けない脂肪があふれ出してきます。栄養過剰でなければ、蛋白質や脂肪は小さな粒になって血液中に存在しますが、過剰になるとその蛋白質や脂肪は小さな粒の状態を保つことができなくなり、粒が大きくなってきます。イメージとしては牛乳を振り回すと脂肪と蛋白質の塊であるバターができます。血管中でそのようなことが行っているわけです。
  糖質は砂糖のかたまりです。水にそのまま溶けるのですが、熱をかけると褐色の個体になります。イメージとしては砂糖水を火にかけるとカラメルができるようなものです。カラメル状のものが血液をドロドロにしてしまうのです。

脂肪組織に新たな役割が明らかになりました。

 脂肪組織は甘いものの取り過ぎや油の取り過ぎで余ったエネルギーを貯蔵する場所と多くの人が考えていました。
 しかし、最近の研究によると脂肪組織はアディポサイトカインと呼ぶ物質を作り出して、血中に放出していることが分かりました。アディポサイトカインは、血液中の糖を下げるインスリンが細胞に働くのを助け、血液中の脂肪やコレステロールを包み込んで排泄する方向へ持って行く作用を持ち、血圧を正常に保つ働きがあります。 脂肪組織が脂肪をあまりため込んでしまうとアディポサイトカインを作る力が低下し、その結果、血圧を上昇することになります。 さらに脂肪組織が増えると超悪玉コレステロールが増加し、様々な形で体に悪影響を与えていることが分かっています。

合わせて読みたい記事一覧


© 2015 高血圧ランキング All Rights Reserved.