血圧の正常値を知る

ドロドロ血液とは血管の中に余分な成分が増えて、ドロドロになって血圧が流れにくくなっている状態です。ドロドロ血液になると、血圧が高くなります。たとえば、さらさらのお水を布巾で絞るときには力はほとんどいりませんが、お豆腐を絞るときには力を入れないと絞ることができません。血液の循環に同じようなことが起こり、血圧が上がっているわけです。

正常値には二つの種類があります。

一つは正常な人の血圧を健康診断や人間ドックで集めて、その人たちの95%が入る値を正常値とする方法です。正常な人の血圧はどれぐらいという目安です。 もう一つは高血圧の合併症を発症した人の過去の血圧を検討することや、継続的に血圧を調べて高血圧の合併症を発生した人の血圧値を調べて、正常値とする方法です。血圧がこれ以上高くなると合併症が起こる可能性が高くなるという目安です。 血圧は1日のうちでも上下する 人は寝ているときにはエネルギーの消費量が減るので、血圧は下がります。寒くなると熱を逃がさないように血管が収縮します。すると血圧が上がります。これは体の元々の働きですから低血圧症や高血圧症とは呼びません。

高血圧症の判断に必要なこと

高血圧症の診断はお医者さんが行いますが、どういうデータを用いてお医者さんが判断をするのかを知っておくのは大事なことです。 血圧の測定はゆっくり落ち着いた状態で行います。カフ(腕に巻くもの)は心臓の高さに保ち1~2分の感覚をおいて複数回測定し、測定値の差が5mmHg以下になることが落ち着いた状態の目安となります。そして、日をおいてもう一度測定し、それでも治療すべき血圧の値だとはじめて高血圧症と診断します。

血圧の正常値

高血圧症と診断するかどうかは、その血圧値が正常値を超えた場合に将来、合併症が発生する可能性が高くなるということに基づいています。これは、血圧の変動を長期間追跡して、その間に高血圧の合併症がどれぐらい発生するかを調べた研究に基づきます。 血圧の正常値は病院の診察室で測定した場合には、上の血圧(収縮期血圧)が140mmHg、下の血圧(拡張期血圧)は90mmHgとなります。

正常値血圧の分類

血圧が正常範囲でも他に合併症を起こすような原因(例えば、糖尿病)がある場合には、高血圧の合併症の可能性が上昇します。そのため、上の血圧が120未満かつ下の血圧が80未満の場合を至適血圧と呼びます。そこから5刻みで正常血圧、正常高値血圧と呼びます。 血圧の正常値は落ち着いた状態で複数回測定することではじめて、データとして検討できることを覚えておいても損はありません。

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